足の親指を曲げるとすぐ寝つける?

眠ると頭から血が下がることはこ存知のとおりですが、布団の中へ入ってもなかなか寝つけないのは、何かを考えているために、血が下がれないでいるからです。

そこで眠るには、頭から血を下げてやればよいわけです。

何も考えないのがいちばんですが、実際はそれがなかなかむずかしいので、雑念を払うために数を順に数えたりします。

何か軽く食べると血が胃に集まるため、寝つきやすくなります。

足を温めるのもよい方法です。

簡単なのは足の親指を曲げる方法で、こうするとそのエネルギーとして血が足のほうに集まり、同時に、そちらに気をとられて何も考えなくなるため、自然に血が下がって眠くなってくるのです。

正座をするとなぜ足がしびれる?

正座をすると、じきにしびれて、足全体がジンジンしたり、皮膚がピリピリしたり、居ても立ってもいられない感じですが、どうしてこんなことが起こるのでしょう。

これは、血管や神経が強く圧迫されて、血行がさまたげられたり、神経そのものの調子が悪くなったりするため、一時的に起こる現象です。

神経には、運動神経と知覚神経があります。

運動神経がやられると、筋肉が動かなくなり、からだのその部分がマヒします。

また、知覚神経がしびれると、ピリピリしたり変な感じになり、ひどくなると何も感じなくなります。

しかし、このしびれは、慣れによってかなりしびれないようになるものです。

「火事場のバカ力」はなぜ出せる?

火事や地震などの突発事には、普段なら思いもよらないバカカを発揮できるといいますが、なぜでしょう。

筋肉は脳からの命令によって動きますが、部分的に交代して動いていて、一時に全部が使われることは、まずありません。

ところが、突発事には、交感神経が異常に興奮して、アドレナリンや副腎皮質ホルモンを一挙に出して筋肉が一時に働くので、平常は想像もできないようなバカカが出せるというわけです。

ある計算によると、人間は、筋肉の断面積1平方センチ当たり、6~10キロの物を持ち上げることができるそうで、成人男子の腕の断面積の平均は25平方センチなので、いざとなると、200キロくらいは持てます。

なぜ左利きより右利きのほうが多い?

すべての人間のうち、約94、5%が右利きで、残りの5、6%の人が左利きです。

右利きの人は、箸を持ったり字を書いたり、あるいは道具類を使ったり、すべて右手のほうが器用に仕事ができますが、左利きの人は逆に左手が器用です。

右利き、左利きの原因は、手にはなく、脳にあります。

手足の運動が起こるのは、大脳皮質にある運動を送り出す領域の働きによるもので、右手には大脳両半球の左側の半球が、左手には右半球が命令を出しています。

そこで、右利きの人は大脳左半球の機能がすぐれているわけで、逆に左利きの人は右半球の発達がよいわけです。

事実、統計的に左右の両半球を比較してみると、左半球が右半球よりわずかに重いといわれます。

では、左側の大脳半球がなぜ右側より重いか、ということになりますが、これにはまだ定説はないようです。

やはり、心臓が左側にあるためだろうといわれ、大切な心臓を急激に動かすのを避けるため、人類は無意識のうちに右半身を使うようになり、永年のうちに左半球が発達して、遺伝的にも固定したのだろう、という説が有力です。

左利きを、俗にギッチョと呼びますが、左甚五郎やレオナルド・ダ・ヴィンチが左利きだったので、左利きのほうが器用だとか、頭がいいという説もあるようです。

また、ヨーロッパやアメリカには、日本よりも左利きの人が多いようですが、これは左利きに対する偏見がないためで、潜在的な左利きの人口は、国や民族によって差はないということです。

小指を曲げるとなぜ薬指も曲がる?

普通の人は小指だけを曲げようとしても、薬指まで曲がってしまいます。

なぜでしょう。

これは、小指に行っている神経と薬指に行っている神経が、ほぼ同じ方向に行っているのと、日常生活では、小指と薬指を分けて使う機会がないため、うまく分化して働かないためです。

運動を司る中枢は大脳皮質にあり、ここから脊髄の前角の細胞に命令が伝えられると、前角の細胞は、神経繊維を通じて筋肉にこれを伝え、こうして運動が起こるわけで、この際、小指と薬指の神経がうまく分化して働かないため、両方が同時に曲がってしまうのです。

しかし、訓練によって別々に動くようになります。

赤ん坊のお尻はなぜ青い?

生まれたばかりの赤ん坊のお尻は青くなっていますが、あれはなぜでしょう。

これは蒙古斑と呼ばれるもので、日本人や朝鮮族、支那族、アメリカ・インディアンなど、蒙古人種に特有なもの。

専門家の話によれば、この瑳点は、皮膚の真皮の中に紡錘形色素細胞の集まりがあるからだそうで、5、6歳になれば自然に消えてしまいます。

明治時代の初めに、来日したドイツのベルツ博士が学界に発表して世界中に知られるようになり、博士はその説明として、猿の尻ダコの名残りだといったと伝えられています。

蒙古人種にいちばん明らかに現われますが、白人は色素が少ないため目立たず、黒人は色素が多すぎてわからないのだそうです。

なぜ赤ん坊は黄疸にかかる?

生まれてから数日たった赤ちゃんの大部分が、黄痕にかかって、からだが黄色くなりますが、これはなぜでしょう。

胆汁に含まれるビリルビン(胆汁色素)は、健康体の人間の血液中にもわずかに存在しますが、これが何かの理由で血液中に大量にふえ、皮膚や粘膜が黄色に染まるのが黄疸です。

赤ちゃんは生まれると、胎内生活とはちがい、簡単に、しかも多量に酸素をとることができるようになります。

そのため、胎内では酸素補給の役目をしていた赤血球の一部が不要になり、自然にこわれます。

その際、こわれた赤血球のヘモグロビン(血色素)から黄色いビリルビンができるのでからだが黄色に染まるわけで、これを初生児黄疸といいます。

銅の優れた殺菌効果

銅をはじめ、銀や水銀などの金属には微量作用と呼ばれる効菌果があり、これはわずかな量で殺菌作用を現すものである(しかしこれはまだ科学的に充分解明されていない)。

この微量作用を利用してさまざまな製品がすでに実用化されています。

その1つに、水虫の予防と治療に効果的な抗菌くつ下があります。

水虫の予防だけでなく、雑菌の発生を原因とする臭いの除去もできるため、清潔好きの現代人に受け、大ヒット商品となっています。

また、銅製の鍋、ルームエアコンや冷蔵庫の伝熱管などのように、この熱の伝えやすさを利用した製品も多く、さらにいろいろな先端技術分野でも使われています。

ロートアイアンは腐食に強い、美しいゲートです。

お尻の大切さについて 4

まず、食習慣が変化して、従来の日本人の食べものが、欧米化したこと・・・。
栄養価が高く消化のよい食事は、便のもとになる食物残渣が非常に少なく、従って便秘になりがち。
便秘の硬い便を、むりやり外へ押し出そうとすれば、当然、腹圧をかけて力むので、肛門の静脈は、外側からも、内側からも『瘤』を作る要素を与えられる結果になります。
さらに、文明人となった私たちの理性や董恥心が、便秘をうながすファクターとして作用します。
つまり、文明人は排泄という恥ずかしい行為を、トイレットというプライベートルームで行うようにしたのですが・・・
これは背負って歩くわけにはいかない代物だからですが、私たちは便意をもようしたときに、つい『がまん』しがちです。

お尻の大切さについて 3

手足の裏と肛門とでは、その面積が全く違っています。
広い道路が交わる交差点では、交通渋滞が起こりにくいのと同様・・・
足の裏などは、体のいちばん下にあっても、スペースが広い上、皮膚も硬くて丈夫にできているために、うっ血が起こりにくくなっています。
しかし肛門は狭いスペースの上、皮膚も柔らかく、さらに逆流防止の弁もないため、容易にうっ血が起きるのです。
血液が静脈の中で滞れば、当然そこには交通渋滞ならぬ血管のこぶ(静脈瘤)ができます。
これこそ『痔の本体』なのですが、現代人の生活は、さらに痔にとって悪条件が重なっています。

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